竹内薫の文章から

『もしもあなたが猫だったら?』より

 

 ちなみに、人間の生活圏は三次元というわりに、地球の表面に限られてるじゃないですか。ということは、表面だから、平面人なんです、人間っていうのはね。そう考えたとき、鳥はホントに三次元の生き物なんですよ。だから行動範囲をとってみても、鳥の方が次元が一個高い。人間って、地球の王者みたいな顔をしているんだけれど、見てる範囲も狭いし、動ける範囲も鳥と比べるとものすごく狭いんです。

 

 

竹内薫『もしもあなたが猫だったら?』(中央公論新社、2007年)20ページ。

 

 

 

 

もしもあなたが猫だったら?―「思考実験」が判断力をみがく (中公新書)